攻殻機動隊2.0を見て来た
攻殻機動隊2.0を観てきた。
もう、上映開始になってからだいぶ経っているので。。。
この辺の記事に興味がある人はとっくに知ってると思うので。。。
今さら内容については書かないけど。。。
攻殻機動隊GHOST IN THE SHELLを焼きなおした作品。
詳しくはIT Mediaの記事なんかを見てね
=> http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/09/news054.html
2.0って表現を使われると何となく仕事の延長線上にいるようで、
拒絶反応が。。。(w)
すごいね、この映画の元の作品って1995年にできたんだ。。。
そんな時代にこんな電脳セカイを描いているだけでもすごいよね。
自分が元の作品GHOST IN THE SHELLを見たのはここ数年なので。。。
押井作品を映画館で見たのはハジメテ。
こういう映画は大画面で見る価値があるよね。映像もそうだけど、
音もすごかった。ズンズンって感じで音楽のライブのビートみたい
に体感できてとってもよかった。
どっぷり押井ワールドに酔いしれました。
それだけで、もう申し分ない感じ。十分満足&満喫した感じ。
映画館で見れただけでもシアワセ!
で、自分が攻殻機動隊で特にスキなのは、実は電脳セカイへの
アクセスのインターフェースのシーンだったりして。。。
ゴミ収集車を探し当てるため、町中の収集車のルートをリアルに
表示したりする、アクセスシーンは見ていていい感じ。
なんかうまく表現できないけど。。。ロックマンとかでもネットの中
とかネットから出現するシーンがあるんだけど共通しているっていうか。。。
うまくいえないけど、新しいセカイに触れたみたいな感覚なのかな。。。
あとは、逆に、パソコンのキーボードをギタイ化した伸びた指で
すっごい速度でインプットするシーンとか、電気信号でやれば全然
早いんだけど。。。感覚的な意味では共感できるって言うか。。。
ここもスキって感じ。
で、リアルワールドはあいかわらず香港とか中国みたいな。。。
鉄コン筋クリートにしてもパプリカの夢の世界、百鬼夜行にしても
こちら側のセカイはなんかブレードランナーとかの時代にも出てきた
アナログ&レトロな作品が多いよね。
スキなんだけど。。。でも、もう昭和を知らないオトナも生まれて来てるん
だから。。。そろそろそういうのから離れたほうがいいかも。
最近、ちょっとそういう風景にはデジャブ感がしちゃうので。。。
オープニングの意味のないヌードシーンには少佐に対する愛情は感じる
けど。。。ちょっとパラノイアちっくな感じもしたので。。。
こういうのはオンナの人には受けないだろうな、とか、拒絶感もたれる
だろうって思ったりもしたけど。。。(特に若い子に)
まあ、自分的には電脳セカイとか押井ワールドへのダイブのプロローグ
みたいな感覚かなって思ったりして。。。
個人的にはスキな、理屈っぽい自分の存在理由とか、実体としての
あるいは、キタイ化した体と脳(心)の関係の話は、共感できるけど
ここもある種のデジャブ感を伴っちゃう。
電脳セカイのリアルな実体の希薄な存在感みたいなテーマを踏み
越えて新たな切り口のものが生まれて欲しいなっみたいな感じ。。。
まあ、そんなとこかな。。。
あとは、タチコマのフィギュアとかガシャポンとかあるんだ。。。
ホシイって思っちゃったりして。。。
まあ、好き勝手書いてるけど。。。
相当好きな作品なので。。。決して、文句をつけてるわけじゃあないよ。
いろいろイマジネーションが広がる作品は名作な証拠だと思うから。。。
ということで、あしからず。